どうもぺぽです。
前回は多額の借金までして投資した案件がことごとく失敗し、見事に借金だけが残ってしまった内容を投稿しました。
今回は借金だけが残ってから現在までをサラッと書いていきたいと思います。
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案件全失敗〜現在(2021年3月)
借金だけが残った直後 なんとか乗り越えた1年目
案件が全て水の泡となってしまった後、残ったのは借金だけとなりました。
ほぼ無職状態で毎月16万7,000円の借金返済➕固定費で20数万円は毎月捻出しなければならなかったので、この時から
「人生終わった。。自分も自殺とかするのかな。。」
なんてことを考えたりもしてしまいました。
ただこの時、両親に借金のことは話していなかったのできっと知ったらショックでどうのかなってしまうだろうなと思ったのと、自殺をした場合には相続で遺族や親族に借金が回っていってしまうことにもなるのでなんとか耐え抜くしかないということで、とにかく稼ぐものをやり始めました。
とりあえず目前のお金が必要だったので第一に始めたのがアルバイトでした。
居酒屋のアルバイトを始め、後輩のやっていた事業のアルバイトも行い稼げたのは20万前後。
単純計算でも足りないことがすぐにわかります。
なんとか少しあった預金も切り崩しながら「どうか親にバレませんように🙏」と願いながら一年は乗り越えることができました。
2年〜3年目 負のスパイラル「自転車操業」
預金でなんとか乗り越えられていたのも1年目だけで、2年目以降はついに預金も足りなくなってしまいました。
そこでやってしまったのが「自転車操業」です。
今まで滞りなく返済ができていたこともあり、借入枠には利用可能残高が各社20万円〜40万円ほどありました。
お金が無い焦りと返済ができなかったらどうしようという不安、また借りてしまったら本当に借金地獄から抜け出せなくなってしまうという恐怖が頭の中をぐるぐる回っていましたが、今返せなかったら未来も無いと腹を括り初めての「借り増し」をしてしまいました。
最初に借りて以来の借金をするということで本当に手が震えるような思いの中、利用可能残高一杯まで数字を入力し返済方法に「リボ払い」を選択して借金したのを覚えています。
そこからが一番ダメだったのですが、一時でも預金残高に余裕が生まれてしまうととてつもない不安から解放されて安心感に満たされてしまうことでした。
アルバイトの給料しかなかったところに急に大金が入ってきて、
「これで何ヶ月かは生きれるな。なんとかなるわ。」
という安易な思考に陥ってしまい、結果時が過ぎるにつれてお金も無くなっていってしまい、
- 資金が減る
- 不安と恐怖が増長する
- 利用残高の残っている所から借入する
- 安心して危機感を忘れる
- 1に戻る
という負のループに入り自転車操業へと転落していってしまいました。
まさか自分が今まで他人事だとしか思ってこなかった自転車操業をやることになるなんて本当に思っていませんでした。
今年〜打ち明けまで
自転車操業もいつまでも続く訳ではありません。
今年1月に入り、翌月でもう完全にショートするというところまで来ていました。
打つ手立ても無く、頭の中は常に不安でぐるぐる回り、脳みそにキュッと締められるような痛みが走っていました。
誰かとの連絡もなんて返していいかわからない状態、返すまでに時間がかかり未読件数も200件を超えたりしていました。
やらなきゃいけないことがたくさんあるのに、いざ取り掛かろうとすると手が動かなくなり自然と涙を流している日もたくさんありました。
本当はやりたいのにできない、、やらなきゃいけないのにできない、、検査してもらった訳では無いけれどきっと鬱状態になっていたんじゃないかと今では思います。
そんな時についに両親に借金のことがバレてしまう事態になりました。
きっかけは国民年金の支払いを滞納していたこと。
前々から支払いが遅れていたので親も少しばかりは借金をしているんじゃないかと気付いていたんでしょう。
親「滞納している分を出すから今から支払いに行ってこい。」
と言ってくれました。それに対して僕は
「明日自分で行ってくるわ。」
と突っぱねてしまいました。
きっと心配かけたくなかったのと不安で正常な判断が出来ていなかったんだと思います。そうしたら、
親「あんた借金してるんでしょ?」
とついに聞かれてしまいました。もう色々と耐えることができなくなっていたのでしょう。僕は、
「うん。」
と一言伝え、そして借金をいつからしていたのかなどを全部話しました。
親「なぜお金を借りる時に言わなかったのか?」
と言われましたが、心配をかけたくなかったのと安易に成功すると思い込んでしまったから言えなかったんです。
こうしてついに両親にも借金のことがバレることとなりました。
打ち明け〜現在(2021年3月)
借金がバレて、数日後に家族会議を行うことになりました。
今ある借金をどうするのか?何が最善かを話し合ってくれました。
その結果、与えられた選択肢は2つ。
- 両親が全借金を肩代わりし、利息を無くして元金だけ親に返済していく。
- 自分で債務整理や自己破産の手続きをする。
ほぼ選択肢は決まっているに等しい感じですが、自分で選んでくれと言われたのでありがたいと思う中にもあまり納得をしないまま1.の肩代わりを選択しました。
あまり納得できなかったのは、両親からの縛りが強くなることが分かりきっていたからです。
現在も預金管理や通帳の内容のチェックをされたり、どこかに出かける場合にも誰と会うのかどこに行くのか全て把握される状況下にあります。
本当は返済自体をもうしないで時効まで持っていく方法を行うつもりだったのですが、世間体を気にする両親からするとそれは「人として恥」らしく絶対にさせないと。。
僕としては銀行の儲け方のカラクリも理解しているし、返せなくなったとしても金融機関側にも投資先として読み誤った責任があると思うので、「人として恥」とは特に思いません。※賛否両論ありますが
「投資は自己責任」という言葉がありますが、金融機関にも当てはまると思っています。
まぁ両親は《超》が付くほど真面目なタイプなので仕方ないのかもしれませんね。
ともあれ借金をどうするかについては以下の様に決まりました。
- 5月末から毎月10万円の返済
- 必要最低限の貯金額を超えた分の収入は随時返済に充填
- 通帳は全て月一回記帳確認
- フリーターでも良いので安定収入の構築(できなければ昼職で会社就職)
借金を隠したり返済する苦しみからは解放されましたが、両親からの監視の目がある状態での生活になるので、違う負担が増えましたね。
交通費や固定費なども含めて毎月20数万円の支出を補う収入を作っていくこともこれからの課題として頑張っていかなければなりません。
とはいえやはりどんなに歳をとっても息子のためを思ってしてくれていることでもあるので、今のこの状況を乗り越えて早く親孝行できるように頑張っていきます。
現在は夜勤のアルバイトもしながら、知り合いの社長さんから仕事を頂いたりして生計を立てているので、これからしっかり収入の確立と返済をしていきたいと思います。
- 返済残高:8,421,698円
- 完済まで:7年3ヶ月
今後の展開はまた後日🙌
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