どうもぺぽです。
借金を抱えていると何をしている時でも「借金」のことばかり気になって不安になりますよね。
そのせいで何も手につかなくなったり、先送りしがちになったりしてしまうなんてことも。。。
かくいう僕もそんな状態になり、自然と涙を流している日もありました。
今回はそんな不安を少しでも軽減するために僕が実践している不安軽減方法を書いていこうと思います。
借金から抜け出せない不安に陥る負のスパイラル構造
借金する理由は人それぞれ。
- 生活費が足りない
- ギャンブルをするため
- ショッピングでいつの間にか
- 投資費用のため etc…
借金する時は不安も混じりながら「ちゃんと返せるだろうしこれで助かる!」という思いもあったんじゃないかと思います。
でもそう思っていたのにいつのまにか返すどころか借金が膨れ上がってしまうんですよね。
事象としては下のような感じ。
借金する ⬇︎ 不安で思考が回らなくなる ⬇︎ 物事が上手くできない・先送りしがちになる ⬇︎ 働けない稼げないになる ⬇︎ お金がなくてさらに不安になる ⬇︎ 不安で思考が回らなくなる ここからグルグル🌀
みたいな負の連鎖を延々と繰り返し抜け出せなくなっていく。
元々の不安の原因は「借金」だったのに、いつのまにか不安になる原因が「不安」というトートロジーな世界にハマってしまうんです。
そのために「不安」をできるだけ取り除き負のスパイラルから抜け出す鋼のメンタル育成・環境構築が必要になってきます。
借金の不安の正体を知る
そもそもなんでそんなに不安になるかと言えば、返済できなかったときにどうなるかはっきりわかっていない「漠然さ」が大きな原因です。
- 返済できなかったらどうなるんだろう😖
- すぐに家や給料が差し押さえられてホームレスに😨
- 怖い人が取り立てに来て張り紙貼られるんじゃ…😱
の様に返済できなかった時の妄想が膨らみに膨らみ、不安がどんどん大きくなっていってるのではないでしょうか?
実際には返済できなかったとしてもすぐに思っている様な悲惨なことにはなりません。
債権者が第一優先に考えるのは【貸したお金の回収】です。
債務者を追い詰めて元金も回収できない状況にしてしまっては元も子もないので、債権者もできるだけ元金分を回収できる様に対応してきます。
返済できなくなってしまった(滞納してしまった)時のざっくりした流れが
電話や書面での督促
⬇︎
訪問での取り立て(強制的な押収ではない)
⬇︎
書面で一括での督促・請求
⬇︎
裁判所を通して差し押さえの通知、給料や家などの財産の差し押さえ
の様な流れで、もちろん状況により流れや期間も少し変わったりしますが差し押さえまでは早いと3ヶ月くらい〜になります。
債権者からの電話や督促にも応じず、全く連絡が取れないなどになると最短で差し押さえまで進むので、返済が難しい(遅れてしまう)と分かった時点で債権者や弁護士に相談しましょう。
連絡ができて返済意思を確認できれば、無理な訪問や督促もせず待ってくれます。
待ってくれている間にお金を工面していくのか債務整理をしていくのかなど考えていきましょう。
金融機関は貸したお金が返ってこなかった場合の保証を信用保証協会にしてもらえます。
債務者がお金のことで不安で一杯になりながら自己破産したとしても、金融機関は損金計上して保証されて終わるだけです。
そして借金をしている人や債務整理を行っている人は思っている以上にたくさんいるので、ある意味普通のことなのでそこまで気負わずに考えましょう。
不安軽減のために行っていたこと
スマホの電源OFF
メンタルが弱っているところに金融機関から連絡が来ると、例えまだ遅延したことがなかったりしてもドキッとしますよね。
スマホがポケットにある時に電話がなったり、バイブレーションでLINEやメールが届いたりする通知でも一瞬で「金融機関からの連絡じゃないか?」と頭によぎり気が気じゃない状態にもなったりします。
そんな時には触らない時間を決めてスマホの電源をOFFにします。
たったこれだけですが、絶対にスマホが鳴らないという安心感を確保できるのは大きいです。
短時間でも不安を考えることから離れる時間を作って、頭をクリアにしていきましょう。
散歩・ランニング(とにかく外に出る)
仕事以外で外に出ず家の中にずっといると、一人で借金の不安を妄想し続けて気持ちが沈んでしまいます。
買い物やちょっとカフェに行くでも良いですが、特に目的が無くても外に出て太陽を浴びたり新鮮な空気を吸うだけでも不安は和らぎます。
プラスで散歩やランニングをすると自律神経も整えてくれて身体的・精神的な安定にも繋がるのでおすすめです。
雨の日の場合は特に気が沈みやすいので、ショッピングモールのフードコートなど広くて他の人がいる賑やかなところに行くと気が紛れたりもします。
日光浴・読書や映画(没頭できるもの)
スマホの電源をOFFに出来た。でも外に出る気力がまだ湧かないという人もいるかもしれません。
その時は、天気が良くて陽が出ている日であればとにかく陽が差す場所を探して日光浴をしてみてください。
外に出なくても陽差しで自律神経を整えるだけでも気分が少し落ち着いたりします。
日光浴とプラスで本を読んだり、好きな映画を見たりして借金のことを一時的に忘れるのも効果的だと思います。
借金完済したら何をしたいかを妄想する
返済できなかった時のことを考えるので不安に陥ってしまいます。
なのでその逆の借金返済が終わって、潤沢な資産ができたらどんなことをしたいかをひたすら考えたり書き出したりします。
人は思っていないことを実現させることはできません(限りなく難しい)。
借金のことばかり考えていると、周りで見えるもの聞こえるものが全てネガティブに思えて、自分の行動に制限を掛けてしまいます。
なので逆に借金が無くなって気兼ねなくショッピングをしたり、旅行に行ったりしている自分を妄想し、少しでもポジティブな思考を捻出していきます。
行きたい場所ややりたいことがあると、それを達成するためにどうするべきか?ということも考えたりするので、借金のことで狭くなった視野を少し広げてくれたりもします。
ずっと不安でオドオドしてしまう状況から、少しでも未来にワクワクするような希望を見出して一時でも借金のことを忘れるようにしましょう。
ひたすら友人に話す(借金を知っている人がいれば)
これは一人ではできないため、“借金のことを知ってくれている人”がいることが前提になります。
僕の場合は友人も同じ状況下で借金を背負ったため、僕の借金のことについてもほぼほぼ全て把握している人がいました。
ですが僕は900万超えの借金にとても怯えていたのに、友人は僕よりも少ない借金額で金融機関に返さない方法で乗り切ると言って平然としていました。
ポジティブとネガティブの相反する存在が同時に生まれていた感じですね。
なので夜中に24時間営業のファミレスに友人を呼んで、ひたすら借金の不安についてや投資に成功したら何をしたいか(投資の話についてはこちら)についてをなどを話して気を紛らわしてもらっていました。
とにかく不安を溜め込んでしまうことで更に不安を呼び込んでしまうので、一時的にでも不安を減らすために言葉にして吐き出すということをします。
やはり打ち明ける・相談する相手がいるかいないかというのはとても大きいので、借金のことを知っていて話せる仲であればガンガン頼りましょう。
もし話せる人がいないという人は、通話アプリで匿名で話を聞いてくれる人を見つけたりするのも良いかもしれません。
※変な事件に巻き込まれないようにだけ十分に注意して。
もしくはTwitterなどのSNSで借金アカウントを作成してみてください。
意外と世の中にあなたと同じ、借金を抱えて悩んでいる人がたくさんいたりします。
- 自己破産の申立をした人
- これから任意整理や個人再生などを行っていく予定の人
- なんとか借金の返済はできているけど、まだ残高がたくさんある人
- 多重債務だけど開き直って返済やめた人
などなどSNS上にはたくさんの先輩方がいらっしゃるので、その人達を頼ってみるのも良いと思います。
借金の悩みを共有できるだけでも一人で悩んでいる苦しみから開放されます。
僕もTwitterで借金アカウントを作って、似た境遇の人達がたくさんいることを知って安心しました。
(ちなみにぺぽのTwitterアカウントは⇐こちら)
まとめ
今回は僕が行っている不安軽減方法をご紹介しました。
あくまで不安で思考が回らなくなってしまった時に、少しでも和らげてもらえればというものなので根本を解決するものではありません。
確実に返済ができないことがわかっている人や、借金の不安からすぐに開放されたいという人は任意整理や自己破産といった債務整理を行うのが一番心の救いになると思います。
当事者からしたらこの世の終わりの様な気がして一歩踏み出せないこともたくさんあると思います。
それは不安によって視野が狭くなってしまっている可能性もとても高いので、少しでも不安を取り除く思考や行動と借金との正しい向き合い方を見出していきましょう。
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